こどもゆめ横丁

夢パークは、子どもたちがやってみたいと思うさまざまなことにチャレンジできる場です。子どもたちがのびのびと遊べる環境は、安全の問題もあり減ってきていますが、ここでは普段から子どもたちが、泥や水で思いっきり遊んだり、火や工具を使って何かを作ったりと"やりたい気持ち"を存分に発揮して遊んでいます。
 そんな日常の遊びをさらに発展させるかたちで、"子どもが本気になれる機会をつくりたい!"という私たちの思いから、「こどもゆめ横丁」は開催されています。もちろん、主役は子どもたち。じぶんたちで一から考え、工夫して、お店をつくり、そして商いまでやってしまうというものです。

ごっこ遊びではない、本気の"遊び"を

お店のやりとりでは本物のお金を使います。"作り物のお金"を使うという選択もあるかもしれません。でも本物のお金を使うことで、単なる"ごっこ遊び"に終わらない、真剣なやりとりが行われます。簡単に大もうけできるわけではなく、お店には制限もあります。例えば家にあるもの(ゲーム機やソフト、カード等)をそのまま売ったりクジの景品につけたりするようなお店は出せません。必ず自分たちのアイディアが入っていないといけないのです。材料代なども含め、どうすれば利益を出せるか、真剣に考えることもまた、大事なプロセスだと考えています。

「やってみたい」という気持ちをもっと

そうやって手にしたお金にはきっと、いつも使っているお金とは違った価値や重みを感じることでしょう。そして、人から見てどうであろうが"自分は本気でやった"という達成感を得られるのではないでしょうか。これをひとつのきっかけに、「おもしろそうだからやってみたい!」というワクワク感やそんな遊びの醍醐味を、子どもたちにもっともっと味わってもらいたいと願っています。

先回りせずに見守りたい…

店づくりから当日の段取りまで、すべて子どもたちがやります。子どもたちにとってはお店を建てるだけでも大仕事。途方にくれること、困難なことがたくさん出てくるかもしれません。困った時は横丁担当のスタッフが相談にのりますが、「自分たちの力でやり遂げたい」という子どもたちの気持ちを大切に、大人は先回りせず、じっくりと見守っていきたいという思いです。互いに協力しながら店づくりを進めていく中で、子どもたち同士のつながりも広がっていけばいいなと思っています。