本文へ

子どもの権利条例

川崎市子どもの権利に関する条例

「川崎市子どもの権利に関する条例」が、2000年(平成12年)12月21日、市議会で成立し、2001年(平成13年)4月1日から施行されています。 なお、人権オンブズパーソン条例の制定にあわせ、子どもの権利条例を一部改正しました。2002年5月1日から施行されています。

この「子どもの権利条例」は、多くの市民や子どもたちの声でつくられました。 「市民とともに・市全体で・川崎に根ざしたものを」を合言葉に、子どもの権利条例について検討してきた「子ども権利条例検討連絡会議」と「子ども権利条例調査研究委員会」では、2年間、200回を越える会議や市民・子どもたちとの意見交換を行って条例の骨子案をまとめ、市長に答申していただきました。市議会に提案した条例案は、この答申の趣旨を尊重してまとめたものです。

この「子ども権利条例」は、子ども権利について子どももおとなも共通に理解しよう、そして子どもを一人の人間(権利の主体)として尊重し、権利侵害から守り、自分らしく生きていくことを支えていこうという思いでつくられています。そのため、この条例は、子どもの権利や理念をまとめた前半と、子どもの生活の場に応じた権利保障のあり方や具体的な保障の仕組みを定めた後半からできています。 21世紀こそ、子どもの権利が保障され、子どもたちが生き生きと育ち、自分の他の人も大切にできる時代になることを願っています。